法務局
スタッフの髙木です。
東京法務局目黒出張所が、6月に渋谷出張所に統合されるそうです。
法務局間でのコンピュータによるデータ共有や、オンラインでの登記申請が普及するに伴い、法務局(支局・出張所)の統廃合が全国で次々と進んでいるようです。
自分が司法書士事務所に勤務を始めた7、8年前は、登記事項のコンピュータデータ化がまだ進んでおらず、登記簿は簿冊形式で、そういった法務局で登記簿謄本を取得するためにはその不動産や会社の所在地を管轄する法務局の窓口へ直接行かなければなりませんでした。
私は当初、東京の立川にある司法書士の事務所に勤務していて、今は無き福生出張所や青梅出張所、そして五日市出張所(現在は全て東京法務局西多摩支局に統合)には、登記簿謄本の取得や閲覧等のために毎日のように車で回っていました。
自然と法務局の人や印紙売場のおじさん達と顔見知りになり、身の上話をするようになったりすることもありました。
統廃合は時代の流れなのでしょうがないと思いますが、馴染みのある法務局が無くなってしまう寂しさを個人的に思い出したニュースでした。