あれから1年…。
司法書士のもみきです。
東日本大震災から丸1年。
多くの人がその日の大きな揺れを経験し、いまだに「あの時どうしてた?」なんて会話を交わすことも珍しくありません。
私は江戸川区葛西のお客様のご自宅をご紹介者の方と一緒に訪問した帰り道。
ご紹介者様の運転する車の助手席で信号待ちをしている時に、これまでに経験したことのないような強い揺れに遭いました。
建物の中よりも外の方が揺れの感じ方は小さく、されに車の中では多少の揺れは気付かないものですが、さすがにその時は地面は波打ち、電信柱が倒れそうな勢いで揺れるのを目の当たりにして頭の中が真っ白になったのを覚えています。
最寄り駅まで車で送って頂くと、駅のロータリーには人が溢れ、泣き出している女性もいる中、大きな余震で駅ビルが今にも崩れるのではないかいう中、家族の安否を確かめるために公衆電話の行列に不安な気持ちで並びようやく連絡が取れたときの安堵感。
iPodで東北の町が津波に呑まれたというニュースを聞きながら、ひたすら家を目指して歩いた道のり。
1年経ってもその時の経験を忘れることはありません。
地震・津波だけでも大変な災害であったのに、追い打ちをかけるように起こった原発事故で、正直私も精神的にキツい時期がありましたが、家族やスタッフの力を借りて何とかこの1年を乗り切ることが出来ました。
昨日テレビから「上を向いて歩こう。」が流れてきました。
起こってしまったことに対する絶望感、これから何が起こるか分からない不安感があるのは事実ですが、それでも生きていくためには前向きに上を向いて歩いて行くしかないんだ!と自分自身に言い聞かせながらこれからも頑張っていきたいと思っています!
震災でお亡くなりになった方のご冥福・今もなお行方不明となっている方々の早期発見・避難生活を続けてらっしゃる方々のご健康と日常生活への復帰・被災地の早期復興をお祈りしながら3月11日のブログを書いております。