なでしこ優勝ともう一つのニュースについて
こんにちは!
スタッフの中村です。
まったくもう、なでしこジャパンさまさまですね。
地デジ化前に優勝してくれたので、その勇姿をライヴで観ることができました。
ホントにおめでとうございます!
そして、なでしこジャパンのワールドカップ優勝によって若干かき消された感もありますが、7月15日にも大きなニュースがありました。
そうです。
最高裁によるマンション更新料の有効判決です。
話しは少し変わりまして、私事ですがこのたび現在賃貸しているマンションを引越しすることにしました。
そうと決まればさっそくお部屋探し開始です。
賃貸物件を閲覧し、間取りや駅までの距離等を確認します。
さらに毎月の家賃、敷金、礼金、更新料などを確認していきます。
そこでふと疑問が…
そもそもこれって正確には何の費用なんでしょか?
ちょこっと気になったのでインターネットで検索してみました。
少しだけかしこまった表現をすると、以下のようになるようです。
・敷金とは…
→不動産の賃貸借に際し、賃料その他賃貸借契約上の債務を担保するため、賃借人が賃貸人に対して交付する金銭
・礼金とは…
→不動産の賃貸借に際し、賃借人が賃貸人に対して支払う一回払いの料金
・更新料とは…
→賃貸借契約の更新に際し、賃借人が賃貸人に対して支払う一時金の一種
まぁまぁ想像どおりというか、思っていたイメージと近いですね。
そんなこんなを考えている最中に今回の判決が出ました。
ざっくりいうと、更新料について、最高裁は
「高額すぎるなど特別な事情がない限り有効」
との判断を示し、その上で、更新料の返還を求めた賃借人側の請求を棄却したようです。
判決文全文にざっと目をとおしましたが、特に違和感はなく、妥当な結論だと思います。
ただし、消費者金融に対する過払金判決が出た時に借主側が一変して貸主側に対して過去に支払った金銭の返還請求をしたように、この判決を水戸黄門の印籠のように振りかざした貸主側が更新料を不当に値上げしたりすることがないといいなと思います。
とはいえ、まだまだ業界全体としては買い手市場のようですので、借主側からの要求や交渉に応じてくれる貸主さんは多いようです。
私もダメもとでいろいろと無茶なお願いをしてみようと思います。
もちろん、大家さんに嫌われない程度にですが。
では。
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