更新できなかった理由
司法書士のもみきです。
東日本大震災後、３月１７日にブログを更新して以来、２か月以上間が空いてしまいました・・・。
このブログは私的なものではありませんので、本来はふさわしくない話題ではありますが休止していた理由を少し書いてみたいと思います。
前回のブログでは「海外メディアから、パニックを起こさない日本人。極限の状態でも人を思いやり助け合う日本人の姿が称賛されていると聞きます。そんな日本人の一人であることを本当に誇らしく思います。」と書きました。
今も被災地で頑張っている人の姿をテレビなどで見て、その気持ちは変わりませんが、それとは対照的に、国の対応には本当に絶望的な気持ちになってしまいます・・・。
- 何故大量の放射性物質が放出されることが予想できたはずなのに具体的な避難指示を出してくれなかったのか？
- 何故『暫定』という言葉を付けることで水道水の基準値を２０倍（セシウム）若しくは３０倍（ヨウ素）に上げたのか？
- 何故人体に対する影響が分からないにも関わらず子供を含めて２０ミリシーベルトという放射線量の基準値を定めたのか？
- 何故被災から２か月以上経っても多数の被災者が避難所での生活を余儀なくされているにも関わらず政治家たちは政局争いばかりしているのか？
本当に怒りが込み上げてくるのですが『政治家は国民を映す鏡』とも言われます。
私たち一人一人の行動がこんな国の対応を結果的に許していることになってしまっているとすれば、自分自身から変わっていかなければならないのではと思います。
ともあれ・・・。
私には小学１年生と４年生の子供がおり、これから長い間、今の環境で生活させて大丈夫なのか？という不安から、自分自身も東京で仕事を続けていっていいのかという迷いが生じてしまいブログを更新する精神的余裕を持てませんでした。
今も子供たちに関する不安がなくなったわけではありませんが、いろいろ考えた挙げ句、自分には東京で仕事を続けていく以外の選択肢はないということを改めて認識し、心機一転頑張って行こうというのが今の気持ちです。
明日から月が変わります。
先日行政書士の登録証交付式にも出席し、行政書士としての初仕事もご依頼頂きました。
今回のブログは例外として、また出来るだけ更新していきますのでよろしくお願いいたします！
先日ついにガイガーカウンター（シチレーションカウンター）を買ってしまいました。コンパクトに持ち歩けるものなので、仕事で移動する中で測った数値を公開させて頂きますので少しでもご参考になるようでしたら見てください。
【放射線量情報】
※あくまでも個人的参考のための測定であり、数値の正確性を保証するものではありませんのでその点ご了解の上ご参照下さい。
- 事務所（新宿区高田馬場三丁目・鉄筋コンクリート造マンション１階）内・・・０．０７～０．０８μ㏜/h
- 自宅（新宿区内・鉄筋コンクリート造マンション２階）・・・０．０４～０．０５μ㏜/h
- 同ベランダ・・・０．０６μ㏜/h
- 高田馬場・早稲田通り路上・・・０．１１～０．１２μ㏜/h
- 中央区日本橋小伝馬町のビル８階・・・０．０８μ㏜/h前後
- 中央区日本橋小伝馬町の路上・・・０．１２μ㏜/h前後
武田邦彦先生のブログ
原発事故直後からずっと読んでいますが、ブログに書かれていることと現実に起こったことを比べてみたとき、私が知っている中では一番信頼出来ると思っています。また、何より子供を持つ親の目線で書いてくれていることに救われています。
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