備えあれば・・・。

司法書士のもみきです。

大学入試真っ盛りのこの時期。先日も高田馬場駅で早稲田大学の入試に向かう受験生をたくさん見かけましたが、時期が時期だけに雪に見舞われてしまうことも多いですよね。

そんな真冬の三連休でしたが、久し振りにスキーに行こうと１１日の朝９時過ぎに家族４人で八ヶ岳に向けて家を出発しました。

２泊３日の予定で、初日はプールと温泉に入り、２、３日目はスキーをしようという計画だったのですが、ご存じのとおり１１日は東京でも雪が降った日ですから中央道はチェーン規制で大渋滞です・・・。

釈迦堂パーキングエリアで昼食を取り、車を購入してから５年間全く使われることなくトランクに入っていたタイヤチェーンを巻くのに四苦八苦・・・。

ようやく準備万端進みだしたのですが、甲府南インター辺りから尋常ではない大渋滞で１キロ進むのに約１５～２０分。約８キロの渋滞でしたのでそれだけで２時間以上。

１４時か１５時頃には到着するつもりだったのですが、このときすでに１７時近くになってしまいました。

大渋滞の原因は、高速の本線上で１台ずつ車を停めてチェーンのチェックをしているという情報をツイッター上から入手して、「そこまでやる必要があるのだろうか・・・？」という疑問を抱きながらもどうすることもできずに進んで行ったのですがいよいよチェックポイントが見えてきたところでどうやらチェーン規制が解除されたようで既にチェーンを巻いていた私の車は結局チェックを受けずに甲府昭和インターを通過。

２時間我慢したのは何だったんだろうと思いつつも、渋滞を抜けた安ど感で順調に車を走らせ始めた直後、タイヤのあたりから急に「カタカタカタカタ」という音が鳴り出しました。

登坂車線に緊急停車して後続車に注意しながらタイヤをチェックすると何とチェーンが切れてしまっています・・・。

目的地の長坂インターまで残り約２６キロ程度。普通に行けば２０分程度で到着というところではあったのですが、高速を降りてからの路面状態もわかりませんし、チェーンが切れた状態で車を走らせ続けることもできませんのでやむなくＪＡＦに救援の連絡。

到着まで４０分くらいかかるということだったのですが止むを得ません。

ところがＪＡＦの到着を待っている間に本線上がまた渋滞を始めました。
どうやら先ほどのタイヤチェーンチェックの場所が少し先に伸びて私たちが通過する予定の須玉インターに変わっただけだったようです。

順調に進んでいれば先ほど待った分今度のチェックポイントにはすぐに到着するはずだったのですが、このトラブルで後続車にどんどん先を越されてしまい、またまた大渋滞のど真ん中に・・・。

しかもチェーンが切れた状態では走行できない私の車はＪＡＦの車に前輪を持ち上げられ須玉インターまで牽引されていくことになってしまいました・・・。

オーバーヒートしてしまうのでエンジンがかけられずエアコンも使えない状態で前輪を持ち上げられ先ほどと同じ１キロ約１５分から２０分のペースで約７キロ。普段なら５分程度で行くであろう道を約２時間かけて進んでいきました・・・。

須玉インターに到着した時には既に２１時頃・・・。

既に宿泊先での夕食時間は終わり、寒さと空腹の中修理を待つこと約１時間。

切れたチェーンを針金でつなげる応急処置しかできなかったため、そこから約１５キロの一般道を恐る恐る走ること約１時間。

結局この状態では施設近辺の道路は危険だということで長坂インター近くの無料駐車場に車を乗り捨て、宿泊先の送迎バスを出してもらって到着したのが２３時３０分。

本来は食堂で取るはずの夕食を特別に部屋食にして頂いて何とか夕食を取ることができました。

（こんな状況に気持ち良く対処して下さった八ヶ岳グリーンヒルの皆様には大感謝です！）

結局２日目に地元のカー用品店でスタッドレスタイヤに履き替えることになり約９万円の出費となってしまいましたが、安心。安全には代えられないですよね。

タイヤチェーンの準備はしていたのですが、チェーン規制の渋滞を予測していなかったことや、雪のない高速道路上をチェーンを巻いたまま高速走行してしまうという、チェーンをほとんど使ったことがない無知からアクシデントを招いてしまったことを考えると雪道を走る際の準備ができていなかったと言わざるを得ません。

「備えあれば憂いなし。」

仕事も遊びも段取りが一番重要ですね！

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