生命保険と遺言
司法書士のもみきです。
先日、相続アドバイザー養成講座でお知り合いになった生命保険会社の方に私のライフプランを立てて頂きました。
私も結婚した頃(約15年前)に知り合いの薦めで一応生命保険には加入しているのですが、ほとんど何も考えず、その時に支払える保険料の範囲内で必要最低限の保険に加入しているだけでしたので、自分の人生設計や今後の家族の必要資金を考えながらライフプランを立てて頂くと、自分が死んだときに家族にどの位のお金が必要なのかということを初めて知ることができました。
保険商品の話を聞いているときは内容を理解することにただただ必死になっていたのですが、頂いた資料を後から眺めていてなんだか妙な気持ちになりました。
こんな生命保険を組んだら確かに私が死んでも家族は暮らしていける。安心して死んでいけるのかな・・・。なんて。
自分が死んでしまったときに残された家族のために備えておくものというと、遺言書と少し似ていますよね。
よく「遺言書を書いたら気持ちがすっきりしてますます元気になった。」なんて話を聞きますが、もしかしたらこんな気持ちに似ているのでしょうかね?
遺言書は自分が望むとおりに財産を引き継いでもらうと同時に残された家族が相続争いをしないようにと願って書くものだと思いますが、もしかしたら、遺言書を書かずに不安を抱えている人も、自分の思いを遺言書という文書に残すことによって、本当に安心することができるのかな?なんて少し実感できた気がします。
迷っている方がいらっしゃったら一度本気でお考えになることをお勧めします。
もしかしたら本当に気持ちが楽になるかもしれません。
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