東京島と定款について
こんにちは!
スタッフの中村です。
9月に入ってもまだまだ残暑先輩のキビしいしごきが続きますね。
冬将軍先輩もかなりキビしいお方ですが、今年の残暑先輩は負けず劣らずです。
こんな日は、沖縄の海でココロとカラダをリフレッシュするのが一番イイと思います。
そして海といえば…
無人島ですね。
というわけで、今回は木村多江さん主演映画『東京島』を観てきました。
この作品については、すでに桐野夏生さん著作の原作を読んでいたため、公開を心待ちにしていました!
以下ポイントをピックアップしてみます。
☆よかった点☆
・ドラえもん的発想(あんなコトいいなできたらいいな的発想)で無人島に漂着した現代人たちの生活や心理状態を疑似体験
・個性あふれる愉快なキャラクター多数登場
・原作を読んでいたため、先の展開が分かっているのにドキドキする構成力
・原作とは異なるラストシーン
(しかし、それはそれで納得できるラストでした!)
★残念だった点★
・極限状態に置かれた人間たちが本能と理性の間で葛藤するリアルな描写が特徴だった原作に対し、本作ではマイルドな表現に改めた描写多し
(R指定上等で攻めるエグい作品を期待していました)
・上記の描写同様、音楽も緊張感を緩和する方向性の楽曲多し
(みやすさという点ではよかったのかも知れませんが・・)
という感想でした。
ナシュランガイド的には…
星よっつです☆★☆★
映画ではあまり詳しく描かれていませんでしたが、原作では島に取り残された現代人たちが次第に島全体の根幹となるルールを作り、そのルールにのっとって生活をするようになります。
島を国と見立てるならば、それは『憲法』とでもいうべきルールです。
会社で例えるなら…
『定款』ですよね。
この『定款』は、しばしば『会社の憲法』などと表現され、会社の根幹となるルールを定めたものです。
基本的にはその会社の裁量が大きく認められており、会社が活動しやすいように自由に規定を定めるコトができます。
当然、
『会社法等の法令に則った上で』
という制限はありますが、会社法施行後の現在では、より幅広い定款自治が認められております。
そもそも会社法はH18.5.1に施行され、いまだその解釈に疑義がある部分も存在するため、様々な媒体から常に新しい情報や知識を吸収し、それらについて検討していく必要があります。
もちろん、当事務所では、ご依頼していただいた法人のお客様にとってより良いルールが作れるよう、積極的に日々研鑽を重ねております。
会社設立時の定款作成はもちろん、古くなった定款を最新の法令や会社の現状にそった定款に改訂したいといったご要望にもお応えしております。
いつでもお気軽にご相談ください!
では。