ソルトと特定取引の本人確認について
こんにちは!
スタッフの中村です。
今日あたりからお盆休みという方も多いのではないでしょうか。
しっかり休養して、夏後半に備えたいですね。
今日はアンジーことアンジェリーナ・ジョリー主演映画『ソルト』(SALT)の感想です。
今回のナシュランガイドの評価は、番組の後半でお伝えします。
なお、この作品はストーリーが未完結のため、よほどの事情がない限り続編があるハズです。
よって、あくまで前半を終えた時点での感想であるコトを付け加えておきます。
では、以下ポイントをピックアップしてみます。
☆よかった点☆
・のっけから北朝鮮に拉致監禁されるシーンなどストーリーの切り口が鋭角かつ大胆
・冷戦時代からの歴史的、政治的な要素を絡めており、アクション映画のワクを超えたスケールの大きさ
・なんといってもアクションシーンがキレっキレ!
★残念だった点★
・ストーリーが未完結
(個人的には二時間一本で完結する作品の方が好みです)
・ストーリーに様々な伏線があるにも関わらず、割りとアクションシーンでゴリ押しする展開
(もったいない!)
という感想でした。
それにしてもアンジーのアクションシーンはホントに素晴らしいですね!
2008年に公開された『ウォンテッド』もそうでしたが、暴力の描写に美しさや儚さ、そして色気すら感じマス。
花村萬月著作の『ぢんぢんぢん』並の衝撃でした。
というわけで、今回のナシュランガイドの評価は…
星よっつです☆★☆★
しかし、いかんせんストーリーが未完結だったため、続編次第では評価が二転三転する可能性があります。
重ねて付け加えておきます。
ところで、作品中にアメリカ大統領が核ミサイル発射の準備をするシーンがあります。
具体的には、指紋や声などからミサイル発射権限を持っている大統領本人であるかどうかをセキュリティーシステムを通して確認していきます。
しかしっ!
ミサイル発射というあまりにも強大な権限をもつ大統領であるかどうかを確認するにしては…
本人確認ゆるっ!!
びっくりしました。
あまりにもサクサク進むので、よもやATMでお金をおろしているのではなかろうかと思いました。
ちなみに、当事務所でも犯罪収益移転防止法に基づき、不動産の売買などの特定取引に該当する場合には、特に本人確認をしっかり行っております。
犯罪収益移転防止法とは、
・犯罪による収益(手口の複雑・巧妙化)
↓
・組織的な犯罪行為の資金として使用される
↓
・さらに組織的な犯罪を助長する
となってしまうコトを防止するために制定された法律です。(2008.3.1施行)
この背景には、マネーロンダリングやテロ資金対策のための国際的な要請があり、平成19年1月4日からATMで10万円を超える現金の振込みができなくなったのもその一環です。
お客さまの視点で考えてみると、せっかく買った(売った)不動産が、直接的ではないとしても犯罪のための資金に使われていたり、犯罪行為の助長になっていたりするコトは決して気分のいいものではないですよね。
そのためにも、しっかり本人確認を行っております。
安心してご相談ください!
では。