再会!

司法書士の籾木です!

私は平成7年(24歳)にこの業界に入り平成13年に事務所を開業するまでの約6年間、都内の何ヵ所かの司法書士・土地家屋調査士事務所に補助者として勤めた経験があるのですが、今日その中で社会人として初めて勤めた事務所にお邪魔させて頂く機会がありました。

私たち司法書士が不動産の売買に関わる登記手続きのご依頼を受けた場合、売主が設定した抵当権を抹消する登記・買主に所有権を移転する登記・買主が利用したローンの抵当権設定登記などを、売主・買主双方の代理人として受託させて頂くケースが多いのですが、時々、これらの登記を別々の事務所が担当することがあります。

今回ご依頼頂いたケースでは、売主側の担保権の抹消登記を別の事務所が担当し、買主への所有権移転登記と抵当権設定登記を当事務所が担当することとなり、それ自体はそれ程珍しいケースではないのですが、その一方の事務所が私が約14年前に初めて就職した事務所で、作成して頂いた書類をお預かりするために10年以上振りに事務所に伺うことになりました。

あいにく先生とお会いすることは出来なかったのですが、先日お電話させて頂いたときも、当時と変わらぬ声で暖かく対応して下さり、顔を合わせた当時の諸先輩方は、やはり暖かい顔で迎えて下さりました。

自分が勤務した事務所、勤務はしなくても見聞きした数ある事務所の中で、初めて勤めたこの事務所や先生は今でも私の目標の一つと思っています。
業務の一部を分担することになってしまうケースだったにも関わらず暖かく迎えて下さったことに心から感謝しております。

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